ここはスリランカ、インドから溢れ落ちた一粒の美しい涙
数十年前まで盛んに起きていたゲリラ紛争は終わりを告げ、今は非常に平和な国となり、国をあげて観光に力を注いでいる。
スリランカと言えば「スリジャヤワルダナプラコッテ」とアーユルベーダの発祥地ということしか思い浮かばないのが普通らしい。
しかしサーファーにとってはサーフトリップの行き先としてもバリに次いで人気の場所でもある。
スリランカ1の大都市で国際空港も近くにある玄関口「コロンボ」
そこから南に向けて車で2時間ほどの場所にあるサーフタウン「ミリッサ」
アクセス
コロンボ国際空港からタクシーで直で来ればおそらく12000円-くらいの値はかかる。
電車やバスを乗り継いでくる方法もあり、その方法ならおそらく数千円くらいで到達可能だが、もしサーフボードを持ってくるのであればあまり現実的ではない。
もちろんこちらでサーフショップはあるので、こちらで購入を検討してもいい。
オーストラリア人が売った中古サーフボードも見かけるのでそこらへんを狙えば割といいボードもある。
サーフスタイル
ここではバイクをレンタルすることをおすすめする。
正確には忘れてしまったが1日700円くらいで借りれたと思う。
もしバイクをレンタルすれば、行動範囲が一気に広がる。ここのすぐ西にバイクを15分ほど走らせればミディガマというホレホレのビッグウェーブが楽しめるリーフブレークがある。
しかしどちらかというと小さくてもちゃんと綺麗にブレイクしてサーフィンが楽しめるのはミリッサだ。
ミディガマにはあまりホステルが少なめなので、ミディガマに行きたい方もベースとしてメリッサを選択するのがおすすめだ。
ほとんどの人間が英語を喋るので基本的に旅するだけなら英語でOKだ。
シーズン
スリランカもバリと同様赤道にほど近いエリアであるので、一年を通じて海パンでサーフ可能だ。
サーフシーズンは4-11月が西海岸のヒッカドゥワ、12月-4月が東海岸のアルガンベイと別れてくる。
しかし今回紹介している南海岸のミリッサは一年中波がある場所だ。
つまりどの時期にスリランカに来ても、たとえそのどちらかのコンディションが微妙だったとしても、ここはセカンドチョイスとなりうることができます。
ブレイク
リーフのレギュラーのポイントブレイクだ。
一般にロングボーダー向けと言われている通り、綺麗なうねりがしっかりと入ってくる印象があるが、ブレイクの速さはショートボーダにも申し分ないほど綺麗にしっかりと割れてくれる。
うまく乗り継げばかなりの距離をサーフ可能だ。
またメリッサの別の魅力として、その景観の美しさにある。
食べ物
スリランカはインドから近いこともありカレーは頻繁に食べられ、メリッサでほぼ例外なくどこのレストランでも食べることができる。しかしメリッサは一大観光地でもあるので、中華、イタリアン、などチョイスはいろいろある。
しかしやはり安くてうまいものを食べたいならカレーになるだろう。
ただしインドのカレーとは違いナンではなくご飯と一緒に食べるスタイルのカレーなので日本人好みでもある。
チャーハンは頼むと、味もどこにも似ている訳でもなく、安くてうまいのでおすすめである。
宿
宿に関してはもちろんピンキリだ。値段はバリからついでに来た場合は「以外に高いな」と思われるかもしれないが、もちろん日本と比べたら断然安い。
おそらく1000円くらいが最安という基準で見ておいた方がいい。
しかし中でも最近スリランカで勢力を伸ばしつつあるHangover Hostelはどなたにもおすすめできる。
ドミトリーで値段はUS$15-6ドルくらいしたと思われるが、かなりおしゃれで居心地がいいし綺麗、ホットシャワーもガンガンありだ。
もちろん国内外問わず人気の旅行先のミリッサにはこの他にもたくさん魅力的な宿がある。
このホステルはあるのでまずはBooking.comなどの予約サイトでここを予約しておいて、それから他の宿を見て回るというのもありだろう。
まとめ
やはりメリッサ最大の魅力はそのロケーションだ。
美しい自然をバックにサーフィンをするという幸せ、そして西に15分ほど原付で運転すればミディガマというビックウェーブが楽しめるポイントもある。
メリッサは水の透明度も高く波がない場所もあるので海水浴にももってこいだ。
このようにどなたであってもメリッサはおすすめできるサーフタウンとなっている。