中米1豊かな国コスタリカ、その名前が示す「豊富な海岸」が示す通り、この国には本当に美しい自然と海が広がっている。
Puerto viejo(プエルトビエホ)はコスタリカの東海岸つまりカリブ海側に位置する非常に個性豊かで自然に満ち溢れたサーフタウンだ。
交通
首都サンホセからダイレクトでバスでくることができる。途中休憩を挟んで約5時間。値段はおよそ9000コロンほどだ。
サーフアイランドとして近年注目を集めるパナマのBocas del toro(ボカス・デル・トロ)からも近くまた国境をまたぐバスで3時間ほどで行くことができるので、この2セットで行くことをおすすめする。
街の回り方
この町は非常に自然豊かでメインタウンも含め個性的な建物が点在しているような町だ。そのため町を回るのは徒歩では結構きつい。ぜひ自転車をレンタルして自然の中をサイクリングしながら移動することをおすすめする。
シーズン
基本的にはカリブ海側のシーズンは12-4月までくらいと考えておいて大丈夫だ。
しかしどの時期に言っても海水温は暖かく海パンでサーフ可能となる
サーフスタイル
ここでのサーフィンは一言に尽きる。「ジャングル」だ。
ジャングルには2種類あり、人に厳しいジャングルと優しいジャングルだが、このジャングルは後者だ。
サーフィンに行くために大自然のマイナスイオンのシャワーを浴びながら、森の中の歩道を歩いて行く、そこで見る綺麗な虫たちや動物、見たことないカラフルな鳥がさえずり、猿が木の上で鳴く。
そして森の中をくぐり抜け、たどり着いたクリーンなビーチで波が割れている。すぐ後ろには今までいたジャングル。そしてジャングルをバックにサーフィン。
このサーフィンは日本では絶対にできないだろう。
ブレイク
ブレイクはシーズンであれば週に3-4くらいは頭くらいのサイズで楽しめるが、かなり癖のあるブレイクだ。
風自体は強く吹かないのだが、まるで風が吹いているかのように海面は基本バチャバチャしている。そして突然波がまとまって一気にブレイクするため波の予測がしにくいという特徴がある。
ただこれを個性ととって楽しめるかどうかはあなた次第だろう。
宿
現時点でプエルトビエホには魅力的な宿がたくさんある。
すべての建築物がそれぞれ独特な個性をもち、ぜひとも長期ステイしたくなるような雰囲気に溢れているのがプエルトビエホの特徴。街全体で自然とアートが緩やかに融合している。
その中でも特にコスタリカ全土に進出しているSelinaというホステルブランドはどこに止まっても非常に満足感があり、めちゃくちゃおしゃれで、綺麗だ。Selinaに来るためにコスタリカに来てもいいくらいだ。
値段はドミトリーで14-6ドルくらいしたと思う。
もちろんこのプエルトビエホにもSelinaがあり、全Selinaの中でも筆者的に一番居心地がよかった。
一つ難点としては町のメインからは少し距離があるため、行くには自転車を借りるか、タクシーかテゥクテゥク(三輪タクシー)を頼まなければならないが、Selinaでレストランも併設しているため、特に出かけようと思わなければ出かけなくても住む。
そしてビーチフロントでもあるので、海へのアクセスは徒歩10秒、なのでプライベートビーチみたいになっている。
プエルトビエホにいらした場合はぜひ滞在をおすすめする。
飯
他の国と比べると高いと言われているコスタリカ、どこの国でもそうだが、探せば安いところはある。しかもコスタリカの場合安くても質と量が落ちないのが嬉しいところだ。
中でもコスタリカを象徴する料理Casado(カッサード)は安くてボリュームがあってうまい。
上の写真にもあるように、肉(鳥、豚、牛)と黒豆、サラダとフライドポテトと飯が一つのプレートにのった贅沢な料理(場所、もしくは日によって内容が変わったりする)。これでだいたいSelinaでは3000-3500コロンほどで食べられる(600-700円ほど)ので昼飯はこれで決まりだ。筆者は毎日食べていた。
その他
公用語はスペイン語だが、教育制度がしっかりしているのか、圧倒的に英語を話す人々が他の中米、南米と比べて多いのが特徴。なので英語さえ話せればこの国は基本的には問題はない。
通貨はコロンと言う通貨がメインだがUSドルも同時に使える。
我々にとってしたらややこしいが、他の国経由でくる時には便利だ。
ただしコスタリカ使う分にはコロンの方が割安になる。
まとめ
何度もいうがこのようなジャングルサーフ体験は唯一無二だ。
自然と一体化するサーフィンとはまさにこのことではないだろうか。
コスタリカに来た際にはぜひおすすめできるサーフポイントだ。