中米1豊かな国コスタリカ、その名前が示す「豊富な海岸」が示す通り、この国には本当に美しい自然と海が広がっている。
Santa Teresa(サンタテレサ)はコスタリカの西側にある半島の先の方に位置する。
皆が言うようにここの物価は他と比べると少し高い、しかしその分しっかりと満足感を得ることができる。
アクセス
コスタリカの西の半島にあるので真ん中にある首都のサンホセからパッと見行きにくい印象があるが、実はそうではなく、直通のバスがある。
正確にはバスとフェリーを使うのだが、オールワンプライスでそのまま行けるし、荷物の出し入れもしなくていいので楽、さらにフェリーに乗れて、美しい景色をみて楽しい気分になれるので、移動には1日かかってしまうものの、むしろお得でおすすめだ。
逆にコスタリカの北に位置する有名サーフタウンタマリンド方面から来ようとすると逆にアクセスが難しくシャトルバスをハイヤーしなければならないためコストもかさんでしまう。
波
非常にコンスタントで基本的にはセットの波で毎日頭くらいで楽しめていた。
岩場を挟んで無数にポイントが存在するが、街の中心より海に向かって右側(西側)のビーチがメインとなる。
ビーチ自体が広く、いろいろな場所でブレイクし、カレントもまあまああるため、たとえサーファーが多くてもバラけるためチャンスは平等にあり、譲り合いの精神が見られるというのが特徴だろう。
だからと言って初心者向けなどではなくブレイクは早めで、どちらかというとショートの波だろう。
初心者や練習なら街の正面にあるビーチがワンサイズ波が低くおすすめだと聞く(行ったことはないが)
ロータイドだと手前でダンパ気味のブレイクとなりがちな気がしたためハイタイドの方がロングライドが楽しめた印象がある。
宿
コスタリカ全体の特徴と言えるが、宿の質、コスパが非常に高い。
だいたい$14-6くらい見ておけば大丈夫だ。
特にコスタリカ全土に進出しているSelinaというホステルブランドはどこに止まっても非常に満足感があり、めちゃくちゃおしゃれで、綺麗だ。Selinaに来るためにコスタリカに来てもいいくらいだ。
もちろんこのサンタテレサにもSelinaがあるが、サンタテレサではあえてDos Monos Southをおすすめしたい。
ここも非常に綺麗で、もちろんホットシャワーでSelinaよりも若干安い(1ドル2ドルくらい)さらにコーヒーが飲み放題なのが決め手になる。
これはDos Monos Northという姉妹店が同じサンタテレサにあるが、Dos Monos Southの方がサーファーにとってメインブレイクが近いのでおすすめだ。
飯
他の国と比べると高いと言われているコスタリカ、どこの国でもそうだが、探せば安いところはある。しかもコスタリカの場合安くても質と量が落ちないのが嬉しいところだ。
中でもコスタリカを象徴する料理Casado(カッサード)は安くてボリュームがあってうまい。
上の写真にもあるように、肉(鳥、豚、牛)と黒豆、サラダとフライドポテトと飯が一つのプレートにのった贅沢な料理(場所、もしくは日によって内容が変わったりする)。これでだいたい3000コロンほどで食べられる(600-700円ほど)ので昼飯はこれで決まりだ。筆者は毎日食べていた。
その他
公用語はスペイン語だが、教育制度がしっかりしているのか、圧倒的に英語を話す人々が他の中米、南米と比べて多いのが特徴。なので英語さえ話せればこの国は基本的には問題はない。
通貨はコロンと言う通貨がメインだがUSドルも同時に使える。
我々にとってしたらややこしいが、他の国経由でくる時には便利だ。
ただしコスタリカ使う分にはコロンの方が割安になる。
まとめ
コスタリカは素晴らしいサーフポイントがたくさんあるが、その中でももっともコンスタントに波があるのがサンタテレサだ。
半島なのでサンホセからのアクセスが難しく見えるが、実は非常にアクセスしやすい場所であるので、とりあえずここに来てみるというのも悪くないだろう。
非常にリラックスした雰囲気でサーフィンが楽しめる特別な場所だ。