Canoa_Ecuador(カノア_エクアドル)

via: http://www.enjoymo.net/

南米、赤道直下のエクアドル。

歴史ある街全体が世界遺産第1号の首都Quito(キト)

赤道直下にも関わらず高さ2000mもの山々に囲まれている街は夏でも肌寒さを感じる。

そこからバスで7時間ほど西に走った太平洋に面したこの小さな漁村が今回のサーフタウン、「カノア」だ。

ご存知でない方もいると思うが2016年の4月にエクアドルの海岸線沿いで大地震が発生し、多くの人間が犠牲になった。このカノアもその例外ではなく大半の建物は崩壊、多くの命がなくなった。

 

しかし今では復興しており、新たにサーフタウンを作ろうというムーブメントに沸いている。

宿

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一部のサーファーの間で有名なカノアに在住のジュンさん一家もその被害に会われた人たちの一人。以前は日本人宿兼インターネットカフェを営んでいたが、今はインンターネットカフェ兼レンタルボード屋だけを営業中。以前宿だった部分は未だに修復中だ。

ちなみにネットカフェはこのRestaurant Johannaの左正面くらいにある。

サーフボードは日本人価格で1日6ドルほどで貸していただけたと思う。

しかしジュンさんのお宅に泊まることも可能だ。正確には覚えていないが確か6ドルほどで泊めてもらえるそうだが、Wifiなどはないそうだ。

そのような状況でおすすめしたいのがbanbooというホステルだ。

3人のドミトリー部屋が10ドルで泊まれ、ホットシャワーも使える。部屋までWifiは飛んでいないが、併設されているレストランまで行けばしよう可能だ。

 

波質

via: http://content.vivatropical.com/ このように素晴らしいうねりが入る

悲しいことだが、地震によってどうやら地形が変わってしまい、以前のようなライトの超ロングウェーブが出現する回数が劇的に減ってしまったようだ。

しかしそうは言っても毎日サーフ可能なのがカノアだ。

ブレイクが非常にゆったりで遅い、かつ力ずよくプッシュしてくれる波なのでめちゃくちゃ乗りやすい。筆者が経験した中で一番乗りやすい波だったと言っても過言ではない。

かといって決して初心者向けというわけではなく、垂直リップ、エアなどもバンバン繰り出せるくらいスピードも出る。

シーズン

赤道直下にあるため、年中海パンでサーフ可能。

しかし波の面ではハワイのノースショアで発生した特大うねりがやってくるという話なので12-4月くらいのこちらでは夏に当たる時期がシーズンとなるだろう。

食べ物

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正直に言おう、かなりうまい。

めちゃくちゃ安いかと言われれば決してそういう訳ではない。ちゃんとしたレストランで食べれば700-900円くらいはかかってくる。

しかし節約しようと思えば安い飯もあり、どれ一つとってもクオリティーは低くない。

さらにエクアドルは南米の一つの国であるので、南米の「大陸食」である南米版魚介のマリネのセビーチェはうまい。それぞれの国ごとにセビーチェも変わってくるのだが、エクアドル版セビーチェは他とはまた一つ違ってうまい。

個人的に上の写真のBolon(ボロン)はお気に入りだった。

この中にジャガイモとチーズが入っており、ピリ辛チリソースをかけつつ食うのだが、うまかった。毎日朝食として食べていたのがいい思い出だ。

その他

via: http://fotos.lahora.com.ec/ :Bahiaに行くにはこの大きな橋を渡る必要がある。

ここエクアドルでもUSドルが流通通貨だ。

まず一番の注意事項はここCanoaにはATMがないので、ここにくる前にある程度まとまった額のお金を下ろしておく必要がある。

もし金が尽きた場合は隣町のSan VicenteかBahia de Caraquezまでローカルバスで移動する必要がある。

この辺り。

しかしどちらも片道1ドル未満でいけるほどなので そこまでの痛手ではないので気軽にいける。

南米のローカルバスのほぼ常識なのだが、バスはバス停で乗るのではなく、手をあげて止めましょう。

Bahia de Caraquezには綺麗なピカピカの大型スーパーマーケットがあるので、筆者はそこでいろいろ買い出しついでにATMで現金引き出しをしていました。

まとめ

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2016年4月以降でカノアの街は変わっているので、それ以前の情報はアテにしないほうがいいだろう。

しかし以前としてカノアにサーフトリップをしにくる価値はある。

安くてうまい飯、明るい人々、静かな農村に世界中からサーファー達が集う。他に理由などいるだろうか?