世界一のサーフアイランド、「バリ」
その小さな面積の中に数え切れないほどのサーフポインとが点在する。
今までいろいろなサーフポイントを回ってきたが一番のお気に入りと聞かれれば、「一番好きなサーフタウンは?」と聞かれるならばそれは間違いなくバリのチャングーだ。
チャングーはここの地帯一帯の総称になる
バリは数え切れないほどの素晴らしいサーフポイントがあるが、やはり筆者としてはチャングーは一押しなのだ。
チャングーは思い描いているような白砂の美しいビーチではなく、バッチリ黒砂。
水質も汚いとまでは行かないがめちゃくちゃ透明度が高く綺麗な訳ではない。
チャングーをここまで押すのには理由がある。
バリは11月-4月までは雨季に入る5-10月が乾季となりそれに付随してメインとなるサーフエリアが変わってくるが、チャングーは例外的に一年中波がいいということだ。
さらにチャングーは今かなり勢いのある町で、大規模なクラブやおしゃれなカフェやお店がどんどんとできていて、それらを訪れるだけでも楽しい。
その一方で歴史的な面影を色濃く残すエリアでもあるので文化的に豊かな側面も見られる。
サーフポイント
大きく分けてチャングーにはポイントが3つあり、Berawa beach(ベラワビーチ)、Old Man Beach(オールドマンビーチ)、Echo Beach(エコビーチ)だ。
Echoビーチが昔から栄えていたところで、波のサイズもこの3つの中で最大といえるので中上級者向きだ。
次に発展しているのがOld Man Beachでここはサイズはないもののかなり沖の方からブレイクするのでロングライドが楽しめるロングボーダー向けのビーチだ。初心者が練習している姿もよく見られる。
そして今まで一番忘れられていたのがBerawa beachだがFinns Beach Clubなど大がかりなクラブができたりおしゃれなカフェやレストランが続々とできたりと今もっともアツい、そしてトレンドのエリアということができる。
この三つはビーチ沿いに歩けば徒歩圏内なのでどこのビーチの近くに止まってもいいのだが、やはり現在世界中が関心を集めているBerawa beachは建物自体も新しく、安宿もたくさんある。
水温
年間をを通して海パンでサーフ可能だが、4-6月は日によって寒いようなので、寒がりな人は何か着る必要があるだろう。
宿
全体的に価格が安いのと、この周りは宿だらけなので、宿探しには苦労しないが、だいたい1泊1000円以上くらい出せば結構綺麗な宿に泊まれると考えて置いて差し支えない。
移動
空港からの移動はタクシーをおすすめするがだいたい200000ルピー~300000ルピーでいけるはずだがかなりふっかけてくるタクシー運転手が多いので注意が必要だ。
バリ大手のBlue Birdタクシーはメーターのタクシーなので、それを捕まえるのが一番安全だが、そのバッタもんがたくさん良すぎて見分けをつけるのが困難なので交渉した方が早い場合もある。
宿についてからの移動は原付を借りて移動するのが一般的だ。だいたい1日50000ルピーが一般的だ。
ひと昔前はバリ市内の警察で臨時の免許証を発行してくれたみたいだが、筆者はそれを断られたので(2016年11月)、バリに行く際には無用なトラブルを避けるために必ず国際免許を取得しよう。
飯
単純に、安くてうまい。
非常に有名なバリ式チャーハンであるナシゴレンは本当に毎日でも食べれる。
これがだいたい300円くらいなのでこれまた名物のビンタンビールと一緒に頼んでも500円以内で一食住んでしまう。
さらにバリではベジタリアン文化がかなり進んでおり、多くの場合ベジタリアンメニューやビーガンメニューを提供している。
つまり安くて甘くて健康にいいのがバリの飯なのだ。
まとめ
バリ自体がもう楽しいところだが、クタのもう一つ先を行きたいならすべての面でチャングーがおすすめだ。
特にサーフィンをしながらの南西に沈んで行くこの魔法のような紫色の夕焼けは本当に感動する。